スペイン継承語プロジェクト 第二回アンケートのお願い

第二回 スペイン在住の日本にルーツを持つ子供と日本語 実態調査へのご協力のお願いです。


アンケートリンク:

https://forms.gle/fcBUpurWNgUdKvbZ6

回答期間:4月28日—5月18 日

※なるべく多くの方のお声をお聞きしたいので、スペイン在住の日本にルーツのある方々に自由に拡散していただければ幸いです


ここ数年、日本にルーツを持つ子供達の日本語の習得に対する関心が非常に高まっております。スペイン日本語教師会(APJE)は、設立当初より外国語としての日本語を教える教師にフォーカスを当てた様々な活動をして参りましたが、ここ数年スペインでも継承語に関する注目も集まってきていることから、日本語を継承語、つまり「親から受け継いだ言葉」(Nakajima, 2003)としている学習者も視野に入れた教師会としての活動を少しずつでも行っていきたいと考えました。

ところが、現時点ではスペインにおける日本語の継承実態については十分に把握されておらず、日本にルーツを持つお子さんを育てているご家庭が、ご自身の居住地や他地域にどのような機関やグループがあるのかといった情報を得るのも難しい状況です。

そこで、APJEでは2022年の総会において有志を募り、日本語継承に関して今後どのような活動が可能かを把握するための第一段階として、スペインにおける日本語継承の実態調査を行うこととなり、2023年に「第1回 スペイン在住の日本にルーツを持つ子どもと日本語に関する実態調査」を実施いたしました。すでにご協力いただいた方もいらっしゃるかと存じますが、本調査は今後も定期的に継続して実施していく予定であり、このたび第2回調査を行う運びとなりました。

今回初めてご参加いただく方も、前回に引き続きご協力いただける方も、ぜひ本調査へのご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

調査は10問前後の選択式の質問からなるアンケート形式(Googleフォームを使用致します)で、完全に匿名で実施されます。5分ほどでお答えいただけます。また、本調査はスペイン全体の実態を知ることを目的としておりますので、皆様から頂いたデータを個別に扱うのではなく、集計結果のみを資料として公開いたします。

現在まさにお子さんの日本語教育の真っ只中、という方々だけでなく、すでにお子さんが成人なさった経験者の方々や、ご自身が継承日本語児だという方々、またこれからお子さんに日本語を伝えていきたいと思う方々、日本語を伝えない方針の方々、伝えられなかった方々など、様々な事情があるかと思いますが、幅広くスペイン在住の日本にルーツを持つ家庭における言語使用状況を知ることにより、スペインでのニーズに合った活動ができるのではないかと考えております。何卒ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

何かご不明な点がございましたら、supeinkeishogo@gmail.comまでご遠慮なくお問い合わせください。

スペイン日本語教師会「スペイン継承日本語グループ」メンバー一同